こんにちは。 yuzu(@yuzu_happysmile)です。
2018年から運用していたWealthNaviですが、2020年1月末に解約をしました。
当時はまだまだコロナの影響もそこまで騒がれていない中で、出金をしたのは今思えばとてもラッキーだったなと感じています。
WealthNaviの途中出金をした理由について、現在出金を迷われている方向けに紹介したいと思います。
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そもそもWealthNaviは簡単に途中出金ができます。
途中出金をしても特に解約金などを取られることはありません。
実際にわたしは2020年の1月28日に出金依頼をしました。
下図は正に出金依頼をした日の資産評価額ですが、19年10月頃から運用益がプラスになり始め、右肩上がりで資産が伸びているタイミングでした。

出金は「出金タブ」を押下して、画面の案内通り進めば依頼が出せます。
申請依頼はとても簡単で、実際に出金申請を行うと、以下のような画面で振り込み予定日まで掲載してくれます。

このようにWealthNaviにおいて途中出金は簡単に実施できます。
なぜ途中解約を行ったのか!?

コロナの影響で大きく株価が下落している中なので、「下がっているから売ったんだろ」と思われるかもしれませんが、1月末時点ではまだ日経平均などは大きく下がっていませんでした。
実際に、下図は日経平均ですが赤枠で囲った1月末時点では大きな下落はしていない状況でした。

本来長期積立するものは途中解約したりせず、ドルコスト平均法からも一定額を長期間で積立することで効果が高まるものです。
それをわかっていてなぜこのタイミングで売りをした理由について紹介をしていきたいと思います。
下落リスクが高まっていたこと
長期積立は株価が良い時も悪い時も時間をかけて積立することで効果が高まるとわかっていながらも、市場が下落するんではないかという恐れで解約をしました。
WealthNaviのサイトに長期積立投資の効果など記載があり、重要性は理解していたつもりでした。
それにも関わらず、途中出金を実施した理由は
- コロナリスクが高まりそうな予感がしたこと
- リーマンショックから10年が経っていること
が頭をよぎったからです。
コロナの話が出る前においては、アメリカの大統領選挙が2020年11月3日にあることからトランプ大統領は株価が落ちないようにコントロールするため、暴落することはないと考えていました。
ただし、経済は好景気と不景気を繰り返すものでリーマンショックから10年経っており、いつ不景気が来てもおかしくないという状況でした。
今までの歴史から見ると景気は必ず回復するということがみて取れますが、短期的にマイナスがかさんでいくことが耐えられず、出金をしました。
他のサービスでも長期積立を行っている
不景気になるからといって全ての投資をストップしているわけではありません。
わたしの場合はWealthNavi以外にも長期積立投資を実施しており、条件的に途中解約のリスクが低い WealthNaviに関しては、株式相場が悪化する前に出金しようと検討していました。
保険会社や銀行で契約する積立型の年金や保険などは、満期まで積立をしないと損をすることがほとんどです。
ただし、WealthNaviの場合は自分で投資金額や毎月の積立金額を決めることができるとともに、途中出金をしても手数料がかかりません。
また、評価額の結果次第では、損をすることもありません。
まとまったお金が必要な時には出金できるという安心感があることはWealthNaviの特徴であり、大きな利点の一つだと思います。
途中出金することは得なの!?
WealthNaviで長期積立投資をしている方であれば、短期的な相場の変化には左右されず、10年、20年という長期期間で投資をしていくことを前提にしていると思います。
実際に、WealthNaviにおいても過去25年間におけるシミュレーションにおいては、リーマンショックなどの不景気を踏まえても25年間で約2.4倍の成長をしています。

じゃあ得なのかというと、これは世界経済が右肩上がりで上がっていくという前提感の中では確実にお得です。
ただ、上図でもリーマンショックの時にはかなり凹んでいることがわかります。
仮に、リーマンショック前に全てを売り切り、リーマンショック直後に再度購入して積立を行うことができれば、より利益を得ることができます。
これは理論上の話で、毎日市場を読みながら売買するタイミングを見計らう必要があり、通常の仕事がある方には難しいことです。
また市場のプロ達と競い合うことも大変厳しいことです。
投資の初心者もしくは普段の仕事が忙しい方にとっては、最も儲かる手法ではありませんが、時間を味方につけて長期投資をすることでリスク分散することが理にかなっていることがわかります。