【不景気になると仮想通貨が値上がりする】通貨避難先として有効な手立てなのか!?

【不景気になると仮想通貨が値上がりする】通貨避難先として有効な手立てなのか!?


2020年に入りイラン問題や新型肺炎問題が勃発し、株式市場は非常に不安定な状態となっています。

市場が不安定な時には「有事の際の金」といわれますが、今注目を浴びているのが「有事の際の仮想通貨」です。

一重に仮想通貨といっても、ビットコインや多くのアルトコインが存在しています。

どの通貨が値上がりしているのか、どの通貨を購入すべきであるのかみていきたいと思います。

イラン問題における値動き

2020年に入りすぐに世界を激震させたのが、イランのソレイマニ司令官殺害事件です。

ソレイマニ司令官はイランで英雄であり、イラン側からはアメリカへ報復攻撃との報道もあり、一時は第三次世界大戦が勃発するのではと騒ぎ立てられました。

これにより、日本だけでなくアメリカやイギリスなど世界の株式市場が、一時的に値下がりをし、先行き不安な情勢に相場も不安を駆り立てられました。


■イラン問題の時系列
2020年1月3日 イランのソレイマニ司令官殺害
2020年1月8日 イラン革命防衛隊がイラクの米軍駐留基地
        イラン政府が米国政府へ書簡送付
        米国トランプ大統領が演説にて反撃を否定


といった流れです。
1月3日から1月8日のトランプ大統領の演説までは、何が起こるかわからない上京であり、市場影響がありました。


世界的な情勢不安が起きた、イラン問題時の仮想通貨市場をみていきます。
数ある仮想通貨の中でも取引量の多い、以下の通貨をみていきます。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)


仮想通貨といえば皆さんご存知のビットコイン(BTC)からみていきます。

ビットコインの値動き(引用:Coincheck)

白枠で囲った部分が2020年1月1日から8日ごろまでの値動きです。

イラン問題で世界的な情勢不安になった際に、価格が1BTC当たり15万円ほど値上がりしていることがわかります。

それまでの値動きとは明らかに違う動きをしていることがみて取れます。

アルトコインの中で最も流通量が多い、イーサリアム(ETH)です。

イーサリアムの値動き(引用:Coincheck)

白枠をみると1ETH当たり2,000円ほど上昇していることがわかります。

イーサリアムもビットコイン同様に通貨避難先として資金が流れてきていることがわかります。


ライトコイン(LTC)をです。

ライトコインの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1LTC当たり500円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコインやイーサリアム同様に資金が流れてきていることがわかります。


ビットコインキャッシュ(BCH)です。

ビットコインキャッシュの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1BCH当たり6,000円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコインやイーサリアム同様に資金が流れてきていることがわかります。


最後にイーサリアムクラシック(ETC)です。

イーサリアムクラシックの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1ETC当たり100円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコインやイーサリアム同様に資金が流れてきていることがわかります。


表にまとめるとこちらになります(1/3:始値 1/8:終値)

銘柄1月3日1月8日値上がり率
BTC755,381円876,854円+116%
ETH13,767円15,337円+111%
LTC4,464円5,117円+115%
BCH21,184円26,148円+123%
ETC457円537円+118%

となっています。

ここであげた全ての通貨においては、値上がりをしており、流通量の少ない通過ほど値上がりが大きいようにみて取れます。

新型コロナウイルス肺炎における値動き

2020年に入って問題になっている、今でも解決されておらず今後も不安視されているのが中国を発端に始まった「新型コロナウイルス肺炎」の問題です。

こちらは、2019年12月8日に中国の湖北省武漢市で発生し、日本や世界でニュースになったのは今年に入ってからです。

2月1日には日本でもWHOの「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言を受けて、前倒しで「指定感染症」と定める政令が下されました。

日本でも1月14日に新型コロナウイルス肺炎の感染者報告がされており、現在拡大の一歩を辿っている状況です。

いつから考えるのかは難しいですが、日本において厚生労働省が1月6日に記事を掲載しているため、1月6日から指定感染症の政令が下される2月1日までの値動きをみていきます。

報道関係者各位

中華人民共和国湖北省武漢市における原因不明肺炎の発生について

中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降、原因となる病原体が特定されていない肺炎の発生が複数報告されています。現時点での状況及び厚生労働省の対応について、お知らせいたします。

引用:厚生労働省


イラン問題と同様に、以下の通貨の値動きをみていきます。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)


ビットコイン(BTC)です。

ビットコインの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1BTC当たり200,000円ほど値上がりしていることがわかります。

イラン問題を契機に、市場が活性化し、取引量も増え急激に値上がりしていることがわかります。


イーサリアム(ETH)です。

イーサリアムの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1ETH当たり5,000円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコイン同様にイラン問題を契機に急激に値上がりしていることが分かります。


ライトコイン(LTC)をです。

ライトコインの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1LTC当たり3,000円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコインやイーサリアム同様にイラン問題を契機に急激に値上がりしていることが分かります。


ビットコインキャッシュ(BCH)です。

ビットコインキャッシュの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1BCH当たり20,000円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコインやイーサリアム同様にイラン問題を契機に急激に値上がりしていることが分かります。


イーサリアムクラシック(ETC)です。

イーサリアムクラシックの値動き(引用:Coincheck)

白枠を見ると1ETC当たり8000円ほど値上がりしていることがわかります。

ビットコインやイーサリアム同様にイラン問題を契機に急激に値上がりしていることが分かります。


表にまとめるとこちらになります(1/6:始値 2/1:終値)

銘柄1月6日2月1日値上がり率
BTC793,532円1,016,131円+128%
ETH14,617円19,881円+136%
LTC4,665円7,585円+163%
BCH24,119円41,153円+171%
ETC526円1,248円+237%

となっています。

ここであげた全ての通貨においては、値上がりをしており、流通量の少ない通過ほど値上がりが大きいようにみて取れます。

今後予想される値動き

現在予想される問題としてはこちらがあります。

  • イラン問題
  • 米中貿易問題
  • イギリスのEU離脱
  • 新型コロナウイルス肺炎


イラン問題は一旦落ち着きを取り戻したことから、現在はそれほど問題がないものと思われます。


2019年から揉めていた米中の貿易摩擦ですが、昨年末に第一段階の締結はされたため、今後第二段階と進めていく必要がありますが、暫定的には解消されました。


イギリスのEU離脱は1月末に遂に離脱されました。
今後の焦点としては、2020年12月末までとなっているEU離脱後の激変緩和の移行期間内において、EUとの自由貿易協定を締結できるかどうかですが、期間内での解決は大変難しく、困難な交渉となると思われます。

本問題は欧州全体に影響を与える可能性があり、引いては全世界に影響するものになる可能性を秘めているため、状況を把握する必要があります。


新型コロナウイルス肺炎は現在拡大の一歩を遂げており、ウイルスができる前は早くても半年ほどかかるため、かなりの時間を有する可能性を秘めています。

東京オリンピックまで影響があるのではとも言われており、今後の状況次第では大きな影響を与えるものになります。

動向はしっかりと追っかけて、良きタイミングでの投資ができるようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今後控える不況に備えて、どこの国にも依存しない仮想通貨が改めて着目を浴びています。

不況からご自身の資産を守るためにも、仮想通貨も踏まえてポートフォリオ設計をすることを考えましょう。